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HIT研究会 代表世話人 挨拶
皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
Hip Implant Technology (HIT) 研究会は、人工股関節置換術(THA)において確実な固定性による短中期成績と、良好な骨反応と骨温存を確保した長期成績の両立をめざし、これに最適なインプラントの材質、デザイン、適応、手術手技などを研究することを主たる目的として、2015年4月に設立されました。
本研究会では、THA に関わる金属材料学、生体材料学、生体力学、デザイン理論および手術技術論などを含めたHip Implant Technology に対する理解を深めるため、整形外科医だけでなく、工学系の研究者やインプラント企業のスタッフも会員に含め、分野を超えて本質を追求する議論を行うことを目指しています。
日本人工関節学会前理事長の飯田寛和先生のご厚意により、第46回日本人工関節学会(2016年/会長:大園健二先生)、第47回日本人工関節学会(2017年/会長:遠藤直人先生)の開催に合わせて、それぞれ第1回、第2回のHIT研究会を開催させていただきました。さらに2018年には、日本人工関節学会新理事長の三浦裕正先生、第48回日本人工関節学会長の高井信朗先生のご許可をいただき、東京国際フォーラム内にて第3回HIT研究会を開催させていただきました。
各研究会とも150名以上のご参加を頂戴し、最新のトピックをメインテーマと掲げて意義深い議論を展開することができました。これもひとえに、前述の理事長、会長の先生方、ならびにご参加をいただきました会員の皆様方のお陰であると心より御礼申し上げます。
これからもTHAに関わる最新トピックスを取り上げ、ご参加の方々とのinteractiveな議論を通して、先進的な知見を共有していく研究会として着実な成長を目指していく所存であります。
今後ともご指導ご鞭撻をいただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
HIT研究会 代表世話人
大谷 卓也

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